5月22日。「大将の顔を見に行きたいねぇ」
我々が「大将」と呼ぶのは、所属していたゴスペルチームを店先で定期的に歌わせてくれ、いくつかの出演の橋渡しもしてくださった、駅前の立ち飲み屋の店主。
長野のチームを離れ、コロナ禍で歌うこと自体もままならなくなりましたが、本番の後に飲んだお酒のおいしさとともに、忘れられない場所となっています。
前回訪れたのは、おととしの10月。
顔色が悪かったのが気にかかっていましたが…。
アクセス
長野駅善光寺口からペデストリアンデッキを渡ってすぐ。
相鉄フレッサイン長野駅善光寺口(旧・ホテルサンルート長野)の1階、LAWSONの隣にあります
店内の様子
カウンターだけの狭いお店ですから、「密」になっていないことを確認してから入店。
間に下がるビニールカーテンのせいか、カウンターの中にいるのが、一瞬、大将とは別の人じゃないかと思ってしまいました。
でも、少し毒気のある話し方は間違いなく大将。
この間より元気そうでよかった。
メニュー
カウンター上のお品書きには「春の限定酒」と。
「このへんも終わりになってきて、そろそろ初夏にしようと思っているところでね」
確かに、値段が手書きで直してあるあたり、総額表示になる前のモノのようで。
「それよりは冷蔵庫を見てもらったほうがいいかな」
Facebookの投稿で見覚えのあるラベルも並んでいます。
https://www.facebook.com/kakuuchi.nagano
いただきます
とはいうものの、結局はお品書きからのチョイス。
「対照的な2種類だよ」とのことですが…。
■勢正宗 SUMMER CARP(480円)
相棒から「またかい」と笑われても、ワタクシはやはり無濾過生原酒が好き。
滝登りをするコイが夏らしいブルーで描かれています。
初めてなのに、飲み慣れたような安心感。
昔ながらの、もち米四段仕込みという製法でつくられているんですって。
丸世酒造店:http://marusesyuzouten.co.jp/
■明鏡止水 純米山田錦 垂氷(金額不明)
大将が「明鏡さん」と親しみを込めて呼ぶ、東信・佐久の銘柄。
3種類のなかから純米山田錦をいただきます。
「おっ、香りがイイ」
シャープとも重厚とも表現しがたい、カタい印象です。
大澤酒造株式会社:http://osawa-sake.jp/
お通しは、豚肉とタマネギ、シメジを玉子でとじた炒り煮。
大将の料理は、実にお酒をオイシクしてくれるんですよね。
野菜モノでもうひと品もらいましょうか。
■行者ニンニク(480円)
キュッとした歯ざわりと、ほどよくクセのある香り。
白だしでシンプルに味わいます。
一昨日は社員研修で日本海へ釣りへ行ってきたそうで、その魚でバイトさんに煮魚と酒蒸しのレクチャーを。
料理人としての腕前もさることながら、スタッフに対する面倒見のよさも魅力的に映ります。
大将を慕う人は少なくないんですから、カラダに気を付けてくれないと困りますよ。
店舗情報
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