先天性欠如歯+矮小歯からの歯列矯正体験記 No.04「親知らず抜歯後のあれこれ」

ホントに大変なのは、抜いてからでした

ネタにしかならないほどのぽんぽこりん

大学病院での抜歯の後、「激しい痛みとか麻痺が出たら連絡してください」といわれましたが、翌日からの3連休は本宅滞在。
化膿止めと鎮痛剤を処方されて高速バスに乗り込むと、術後2時間ほどで下あごが腫れてきました。
傷口が痛むというよりは、骨に響く痛み。
ぼんやりと頭も痛くなってきました。
ウチに着いてからは、メイクを落とすのが痛い。
冷やそうとしても、保冷剤が触るのが痛い。

そして20数時間後には、ネタにしかならないほどのぽんぽこりん。
1カ月後の左下は、これ以上に難度が高いというし、いったいどうなることやら…。

それでも食べるモノは食べなくては

抜歯翌朝は、王道のおかゆ。
トッペギにたっぷりとつくり、溶き卵も入れてカロリーを確保です。
残り物のナス炒めも、少しだけ口に入れました。

痛みは気にならないからと、相棒と外出先のフードコートで昼ごはん。
食べるだけで疲れてしまうなか、カロリーが取れるし、ちぎってなめていればいいだろうと選んだ、ツナとアボカド、クリームチーズのサンドイッチでしたが、指の厚み分の口が開かないのは想定外でした。
デザートスプーンをもらってきてチビチビと口へ運び、時間をかけてなんとか完食。

このデザートスプーンには、口が開くようになるまでの数日間、ずいぶん助けられました。

そして、腫れMAXのなかでの晩ごはん。
そうめんのつけだれにしたグリーンカレーが、テンションを上げてくれました。
ビールはまだノンアルコールで。

アルコール解禁は、翌日の晩ごはん。
野菜をたっぷり刻み込んだ豆腐ハンバーグは、噛めない時でも栄養が取れる定番です。
デザートスプーンは、まだまだ必須。
お肉の脂で焼いたナスやズッキーニは、キッチンバサミでカットしていただきます。

その後、腫れが引くまでは1週間近くかかりましたが、10日後にかかりつけのクリニックで抜糸(抜歯と紛らわしいので「ばついと」と読みます)をしてもらって、ひと通り終了。
暑さの厳しい時期だったのも、少なからず堪えたように思います。
親知らずを抜くのなら、ぜひ、体力や自然治癒力があるうちに!

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